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過去のミーティング報告(2004/04/11)

素晴らしいお天気に恵まれ、総勢58数名の方々が参加されました。今回のお部屋は通常より少し大きめの40人室だったので、会場の倉庫から机とイスを補充してなんとか全員座れました。
ミーティング概要
Demo1)
『PHPからファイルメーカーProを利用する FX.phpを日本語化』新居 雅行氏

Speaker紹介:ファイルメーカー界のみならず、Excel、Mac OS X関連などあらゆるジャンルをカバーし、多数のコンピュータ関連著作で知られる。ユーザサイドからOME(Open Mail Environment:オープンメール環境)の提案を行うなど、積極的に活動中。

自己紹介)
参加者全員による恒例の自己紹介。

Demo2)
『待ち望んでいた、FileMaker Pro7!』デベコン遠征チーム
Speaker紹介:
2003年8月、Arizona州Phoenixにて開催された「FileMaker Developer Conference」に参加したFM-Tokyoのメンバー。うち4名(竹内、蜷川、今泉、高岡)による発表。

[フリーディスカッション]
->> 今回は時間の都合により割愛されました。

詳しい報告



Demo1) 
Top
「PHPからファイルメーカーProを利用する FX.phpを日本語化」新居雅行氏

PHP(Hypertext Preprocesserの略):
Webアプリケーションのための動的Webページを作るためのサーバーサイドスクリプト言語

FMP使いの私たちにとってはあまりなじみのないPHPですが、webを徘徊していると
確かにしょっちゅう見かけますよね。特にeコマースサイトとかで。
そのPHPのひとつの特徴としてデータベースとの連携が比較的容易にできる、ということがあげられます。そうなるとFMP使いの我々としても興味津々なわけですが、オープンソースとして公開されているファイルメーカーPro用のPHP、「FX.php」を日本語で使うために、新居雅行さんが日本語化されました。

今回、その日本語化作業をされた新居さんにスピーカーとして来ていただき
PHPの基本やCDMLとの違いや、FX.phpの動作原理などについて解説してもらいました。

きれいにまとめられたKeynoteを使ったひととおりの概要説明の後、ファイルメーカーProのデータベースへの書き込み、読み出しを実際のソースを見ながら実演していただきました。また、開発時に苦労したコードの問題などの話を交えながら、持ち時間をフルに使いながらも要領よく説明していただき、わたしなどは「さすが、プレゼン慣れしてるなぁ」と変な関心しながら、最後は質疑応答で締めくくりとなりました。
ちなみに現状ではVer.7は未対応とのことです。

そのときに使用したサンプルファイルは以下の場所からダウンロード出来ます。
http://msyk.net/fmp/

個人的にはCDMLで書いたカスタムWebを公開する、というファイルメーカーProの使い方としてはごく普通なことをやったことはありますが、確かに機能的には足りないかもしれませんし、セキュリティーにも気を配らなくてはいけません。
サーバーサイドで動き、PHP自体がかなり高機能であること、また、データベース自体を直接インターネットにさらさなくてもよいことなどを考慮にいれると、ファイルメーカーProのWeb公開のもう一つの方法として検討してもいいかもしれません。
(reported by Yasuhiro Okuda)

自己紹介) Top
参加者全員による恒例の自己紹介

それぞれの近況なども簡単に紹介していただきました。なにせ58人もいるのでけっこう時間かかります。

Demo2) Top
『待ち望んでいた、FileMaker Pro7!』デベコン遠征チーム


FileMakerPro7、FileMaker Developer7のスペシャルなDEMOだ!

約1ヶ月前にUS本国においてFMP7シリーズのなかで発表された、待望の新エンジンを搭載したという、通常版およびデベロッパー版についてのプレビュー。期待度の高さから、この日の後半に組まれたこのパートでは飛び入り参加も含め、用意したイスが不足するほどの盛況ぶり、そしてものすごく濃密なセッションとなった。

まず、竹内さん、蜷川さんによる、ファイル構造の大幅な変更、拡張されたスペック、追加された便利な新機能等に関する概要の解説、今泉さんによる動作速度に関する考察、およびテストが行われた。

とにかく今回の最大の変更点は、1ファイル=1テーブルで、それをリレーション機能で関連付けして運用させていくというものから、1ファイル内に複数のテーブルを配置でき、1ファイル=1システムで開発可能になったことであろう。そしてそれに伴い、トリッキーな手法で実現していた多くのことが、標準機能で可能になった。

日本語版未発表の現段階で、変更と機能追加の関係も確認が取れているものだけでも、

  • リレーション機能の大幅な拡張(選べるリレーションタイプ)
  • ユーザーアカウントの管理機能追加
  • テキストの書式を多彩にするなど小回りの利く多くの関数やフィールドタイプの追加
  • リレーション、ファイル構造の見通しを良くするなど、設計画面の作業性の著しい向上

などがあり、US版のデモを見る限り、おそらくこれを導入すれば過去のバージョンに戻ることは不可能なほどであった。

今回のものでは旧バージョンのファイルを単純に変換させることで従来通りの形態で運用することも可能ではある。しかし、マシンやOS等の最低ラインがかなり引き上げられたことによる予算問題の発生、新バージョンの最大のメリットを生かすには複数ファイルを1ファイル内のマルチテーブルにまとめる作業が必要なこと、といったことを考慮すると、確かに膨大な作業量になるのだが、不必要になるいくつもの入れ子になった中間の計算フィールド等の除去などファイル構造の見直し、そして綿密な移行プランとテスト等は今回は避けて通ることは困難等悩みもある。

しかし、何が何でもそれを乗り越えて行きたくなる魅力が新バージョンにはある。どこぞの政府の口ばっかりで投げやりなアレとは違って、移行作業の苦労という痛みはあってもそれ以上に計り知れない夢と希望がある「構造改革」だ。

(注:サードパーティのNew MillenniumからFM Robotという複数ファイルを1ファイルにまとめる移行ツールが出ているが、現時点では完全なものではないようだ。)

高岡さんによる補足説明とデベロッパー版の解説、デベロッパー版は、スクリプトデバッガ、データベースデザインレポート、ODBC、JDBC関係のドキュメント類は従来通りの機能のよう。ランタイムアプリケーションの作成については作成手順が機能向上し、スプラッシュ画面に画像ファイルを埋めこむなどが可能になった。
しかし、何といっても今回の目玉は「カスタム関数」だ。これは自分で関数をテキストエディタ等で作りこんで、ファイルに埋めこむことが出来るというもの。デモでは社本氏作成のわずか7フィールドで構成された高性能なカレンダーをもとに解説が進められた。これは7フィールドでいろいろなことが出来るように、テキストで250行にも及ぶプログラム部分をカスタム関数として組み込んでいるもの。現時点ではデベロッパー版で直接組み込むしか方法がないのだが、いわゆる「書けるひと」の目にはとても魅力的に映ったようだ。これは将来的にもいろいろな可能性を秘めていると思う。

これ以外にも、本国でも正式発表がされていないServer7、Web公開での耐久性が格段に上がっているらしいServer 7 AdvancedそしてMobile関連製品と、どのようになって出てくるのかわからないが興味は尽きない。近い将来と思われる日本語版発表と、各テクニシャン達による豊富なソリューションの蓄積と、このオフ会から今後も目が離せなくなってきた。

(注:この情報は日本語版のものではないので、日本での正式発表までに変更個所が発生する可能性がある。)
(reported by Takao Tsunemori)


[フリーディスカッション] Top

今回は時間の都合により割愛されました。楽しみにしていらしたみなさん、どうも済みません。次回にお楽しみとさせてください。


編集後記)
今回は大人数だったので、机やイスの運搬やおかしの準備などなど、手伝っていただいたみなさんお疲れさまでした。4月とは思えないほどの陽気で、今回もお疲れさまビールが美味しかったですね!
やはりFMP7ネタは話題が尽きません。あおりを食って、恒例のフリーディスカッションが、時間の都合で割愛(というか5分だけ行われたけど、結局FMP7についての質問だった)となってしまったのが残念でした。次回はディスカッションも出来ると思いますので、乞うご期待。
(Koji Takeuchi)


懇親会)
オフラインミーティングの本編終了後は,お楽しみの懇親会です。新宿に場所を移して19時からじっくりお酒を交わして総勢37名、みんなで大盛り上がり!最後に残った10人ぐらいは3時までいったとか…。


※写真は個人の許諾を得て掲載しています。

※無断転用は禁止です。

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