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過去のミーティング報告(2003/10/04)

ここのところ雨か台風かというお天気ばかりでしたが、久しぶりにさわやかな秋晴れのオフラインミーティングです。急なご案内にも関わらず、総勢40数名の方々が参加されました。
ミーティング概要
はじめに)

参加者全員による恒例の自己紹介。

Demo1)
『人を究極に削減する! ファイルメーカーPro+MacOSX』森 宣彦氏

Speaker紹介:建設省のシステム担当に始まり、様々な企業でシステム担当、プロジェクトマネージャ、セキュリティ製品担当等と経験を重ね、あらゆるプラットフォームに精通する。

Demo2)
『デベコンこぼれ話』高岡幸生氏

Speaker紹介:有限会社ジェネコム代表。コンサルティングからシステム開発まで行う、ファイルメーカー界のマルチプレーヤー。

[フリーディスカッション]
->> 基本的なことから,具体的なことまで、時間の許すかぎりみんなで考えていきます。

※他、Mac-iTokyoへの参加のお話がありました。

詳しい報告

はじめに) Top
参加者全員による恒例の自己紹介

今回はそれぞれの近況に加え、最近感心のあることやいま抱えているお仕事等の紹介もあり、たっぷり時間のとれた自己紹介でした。



Demo1) 
Top
「人を究極に削減する! ファイルメーカーPro+MacOSX」森 宣彦氏

  1. ファイルメーカーProと開発プログラムの利用
    データベースを利用する場合、データベースならではの利点があると同時に、使いようによっては却って効率が悪くなる場合もある。ファイルメーカーProは開発しやすく、安定していて大規模な環境にも対応しており、他のデータベースソフトより使える。
    さらに一般の業務での利用の際に要求されることとして、利用者のストレスの低減、一括処理、自動処理、ワークフローの進化、入力の省力化、メールやExcelなどの他のプログラムとの連携、セキュリティの確保などが挙げられる。
    メールはメールソフトで処理し、報告書はExcelで出す。中間プログラムのみ開発し、ファイルメーカーPro以外のプログラムを連携プログラムとして積極的に利用するというスタイルを取ることにより、短期間で簡単にシステムを開発することが出来、環境の変化にも柔軟に対応出来るとの利点が紹介された。

  2. Mac OS Xでの開発

    Mac OS XではWindowsほど既成のツールは存在しないが、これまでのWindowsでの開発経験から見るに、Mac OS Xのプラットフォームは既成のツール不足を補って余りある開発のしやすさ、安定性、充実したAPIを持っていると高く評価。また、Windowsはセキュリティの面でも問題が多く、そこに係わる時間から逃れられるだけでもかなりのコストが稼げる。Mac OS XとWindowsの開発基盤の違いを図表にて解りやすく説明。

     
    Windows
    MacOSX
    開発しやすさ
    安定性
    ×
    既成ツール
    ×
    その他
    セキュリティの問題で制限事項が多い。選択肢が多くて問題も多いので構えてしまう。 APIが充実している。OSの機能だけで高品質のものができる。細かいことが実現

    Mac OS Xでは、NeXTSTEPの開発環境をそのまま引き継いでいるので、極めて良質の開発ツールを持っており、加えて、AppleEventという強力なアプリケーション間通信の仕組みもある。例えば、DBの集計結果を作成する場合にも難しいプログラムを作成する必要はなく、ファイルメーカーProで検索した結果をExcelの新しいワークシートに転記して、ソート、最後に計算式を挿入して、集計、それをメールにテキストで転記したものを送信するなどの処理が簡単に構築出来る。ファイルメーカーProとの連携に利用している開発環境としては、以下のものが挙げられる。

    1. AppleScript
      主にGUIが不要な処理に利用するが、下記のDevelopment Toolsに含まれるAppleScript Studioにより、ある程度のGUIも利用でき、処理を高速化することもできる。

    2. Development Tools (Objective-C, Script Studio)
      無料なのに本格的な開発環境。入門書が出版されているが、はじめてチャレンジする人は解っている人に聞いた方が良いと、率直で実質的な感想が述べられる。また、OS経由でのプログラム間連携の利便性等について、Mac OS Xでは当たり前のようにその利用方法だけがドキュメントで説明されているが、そのようなことが「出来る」こと自体Windowsの世界とは大きな違いがあり、驚きの連続であったと説明された。

  3. 事例
    1. 一括入力プログラム
      複数のCSVファイルをAppleScriptによるドロップレットにDrag & Dropし、その後は自動でファイルメーカーが起動、取り込み、集計、Excelへ結果貼り付け、の一連処理を繰り返して終了する。

    2. 自動処理プログラム
      また、複雑な入金処理とのヒモ付けについては、外部の別アプリケーションを利用することによってDBの複雑な作り込みが不要となり、より効率的な開発、運用が可能となる。現場業務で発生する、システムで吸収しきれない、あるいは開発するには大掛かりになりがちな複雑な要求にも、外部アプリケーションを使った自動処理により容易に対応できるという発想は柔軟でシンプルであり、ある意味Mac OS XならではのUnix的なアプローチであるとの印象を受けた。

  4. まとめ
    ファイルメーカーProとMac OS X上で開発したプログラムを組み合わせることで、さらに業務効率が上がり、その生産性はOracle+Windowsの数倍の生産性、コスト安を産み、その差は比較にならないほどであるとのお話。おかげて最近はすっかり暇になり、Jazzギターを習い始めたという森氏だった。

Demo2) Top
『デベコンこぼれ話』高岡幸生氏

->>8月に米国 フェニックスで開催された「FileMaker Developer Conference 2003」の土産話です。

Phenixは砂漠の中にあり、まわりには何もありませんでした。Geckoが生息するのみ?(笑)カンファレンス会場のGeckoのアイコンが印象的でした。

今年は、日本からは10名程が参加。現地での様子が写真で紹介され、ゲットしてきた豪華デベコングッズ等のじゃんけん大会が繰り広げられました。

 

[フリーディスカッション] Top

今回は初参加の青木さんから次のお題目があがりました。
「Unlimited運用時の"予期しないエラー(951)"を避ける方法は?」

以下のようなアドバイスが出ましたが、この手の問題には決定打となる解決案はなかなか出ないようです。

・DBやCDMLを見直すことによって改善したと思われる例がある

・エラーが出る処理と出ない処理があるかどうか調べる

・単純化したバージョンを作成し、実験してみる

・WebサーバやFM Unlimitedのマシンを替えてみる

・OSを替えてみる
・AntiVirusソフトのFirewallが邪魔してることがある
・再現性のあるエラーであれば、つぶすことができる
続きはFM-TokyoのMLで具体的な状況も交えて投げていただき、引き続き話し合いましょう。


編集後記)
みなさん、お疲れさまでした。当日は少し汗ばむほどの晴天でお疲れさまビールが美味しかったですね!

休憩の合間には、お互いのPCをのぞき込みあちこちで談笑している様がまたイイカンジだなといつも思っているのですが、皆さんはいかがです?
いまから、次回が楽しみです。(shin)



懇親会)
オフラインミーティングの本編終了後は,お楽しみの懇親会です。今回は切り上げた時間も早く,6時きっかりから始まりましたが10時半ごろまでじっくりお酒を交わして総勢35名、みんなで大盛り上がり!

meetingimg10




(reported by Takeuchi, Shin)

※写真は個人の許諾を得て掲載しています。

※無断転用は禁止です。

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