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過去のミーティング報告(2002/12/21)

今年最後のFM-Tokyoオフラインミーティング。吐く息も白くなるほどの寒さと雨の中40名ほどの参加者があつまりました。
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ミーティング概要
はじめに)

参加者全員による恒例の自己紹介

Demo1)
『Web ServiceとファイルメーカーPro』高岡幸生氏

Speaker紹介:有限会社 ジェネコム代表。コンサルティングからシステム開発まで行う、ファイルメーカー界のマルチプレーヤー。

Demo2)
『VPN環境でのファイルメーカーPro利用に関するディスカッション 』

Demo3)
『10分間お披露目Tips 』山本康仁氏

[フリーディスカッション]

詳しい報告

はじめに) Top
参加者全員による恒例の自己紹介

今回は写真はありません。


Demo1) Top
「Web ServiceとファイルメーカーPro」

FM-Tokyoオフラインミーティングの幹事役を務める、おなじみ高岡氏の登場。

ファイルメーカーPro ver.6.0で強化されたXML対応機能により、ファイルメーカーProでのWeb Serviceを考える。

まず、「そもそもXMLとは何か?」という説明から始まる。

XML(Extended Markup Language)とは、プレーンテキストにより記述される、属性値が付加された形式のデータ(メタデータ)である。

また、ファイルメーカーProが扱えるXMLには大きくわけて2つの文法があることが説明される。

・FMPXMLRESULT(FileMaker Extended XML)

・FMPDSORESULT(DSO(Data Source Object)互換のMicrosoft XML)

おおまかには、前者はより多くの機能を持ち、後者はより汎用性の高い形式である。

メタデータであるXMLを、スタイルシート(XSLT)を利用して解釈することにより、柔軟かつ高速にファイルメーカーProにデータを渡すことが出来る。また、Webコンパニオンを使用することにより、ファイルメーカーProからXML形式のデータを他のアプリケーションに提供することも出来る。

実例として、amazon.comにて提供されているWebサービスを利用して、XML経由でファイルメーカーProにデータを取込むデモンストレーションが行われた。

ここで使用されたファイルは、実はUSのファイルメーカー社のサイトにて無料で公開されている。他にもさまざまなサンプルが公開されているので、興味のある方は一度のぞいてみるとおもしろいだろう。日本語ドキュメントは日本のファイルメーカー社から入手できる

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Demo2) Top
VPN環境でのファイルメーカーPro利用に関するディスカッション

引き続き高岡氏の司会により、2つ目のお題に入る。

VPNを使ったファイルメーカーProの運用経験の豊富な奥田泰弘氏が壇上に呼ばれ、奥田氏による事例紹介と参加者のディスカッションによって進められた。

遠隔地からのファイルメーカーProのデータベースの利用というと、まずWebコンパニオンによるWeb公開機能を利用した、ブラウザを使うやり方が思い浮かぶが、今回紹介された事例は、異なったアプローチを取る。

この事例の背景として、以下の様な環境が前提となっている。

・本社内のLANでファイルメーカーServerを利用して基幹システムを運用している

・支店や関連会社等の遠隔地点と本社間で、データベースを共有利用したいという目的がある

このための手段として次のような方策が考えられるが、それぞれ以下のようなメリット・デメリットを持つ。

A.インターネット経由で遠隔地のファイルメーカーServerに直接接続

メリット
安価、簡便、高速
デメリット
セキュリティが無いに等しい

B.専用回線経由で遠隔地のファイルメーカーServerに直接接続

メリット
セキュリティレベルが高い
デメリット
回線料が高価、低速

C.インターネット経由で遠隔地のファイルメーカーPro UnlimitedにWebコンパニオンを利用して接続

メリット
通常のWebブラウザを利用出来るため、ネットワークおよびクライアント環境は安価
デメリット
ファイルメーカーProサーバ上のシステムをそのまま利用せず、一部を切り分けて別途CDML、HTML等を構築し、運用サーバも用意する必要がある。それに伴い、開発コストも別途必要になる。

今回の事例は、上記のAとBのそれぞれいいところを合わせたものであるといえる。

ここでポイントとなるのが、やり取りしたいデータベースが基幹システムであるなど機密性を求められる場合、これまでは高価(で低速)な専用線を利用せざるを得なかったが、VPNを使うことによって、高いセキュリティを確保しながら昨今の安価(で高速)なインターネット回線を利用することが出来るという点である。また、通常インターネット経由でデータベースを共有する際に使われる、Webコンパニオンによるやり方と較べた場合にもいくつかの利点が考えられる。ブラウザを利用したデータベース共有が印刷に向かないことや、Webデータベースを構築する手間を考えると、(今回の目的にあたっては)Webコンパニオンを使わずに直接LAN環境のファイルメーカーProサーバに接続出来るメリットは大きい。

参加者の反応も大きく、さまざまな視点から質問が飛び交う活発なディスカッションとなった。

本社、支社間で実際に使用されているルータ、ファイアウォールの機種や価格、設定にかかった費用から実際のスループットまで紹介され、参加者にはかなり参考になったのではないか。

また、今回紹介された事例とは別に、Cytrix社のMetaFrameを使った遠隔地のマシンのリモートコントロールについて高岡氏から紹介があった。

MetaFrameの場合、データは送られずに画面情報のみがネットワーク上を流れるという方法によるリモートコントロールを実現するため、遠隔地とは思えないほどの高速な操作が可能になる。サーバマシンのスペックは要求されるが、クライアントとなるマシンは非力なものでも十分使用に耐えるため、コストダウンにもつながるという。参加者の川島氏からも、実例として「Macintosh SE(!)でサクサク動いているのを見た」という情報が提供された。

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Demo3) Top
10分間お披露目Tips

おなじみ山本康仁氏から、面白いTipsが紹介された。

ケース:フィールドにフォーカスが行ったままだとレコードがロックされたままになるので、フォーカスを自動的に外したい。
Tips:なんと、Webコンパニオンを利用するとのこと。CDMLでそのファイルに定期的にアクセスして、フィールドを移動させる。ファイルメーカーの盲点を突いたようなTipsで一同から感嘆の声があがった。

[フリーディスカッション] Top

参加者が増えるにつれて慣れてこられた方も多くなり、最近は質問コーナーが熱いです。今回も多くの質問が時間ぎりぎりまで繰り広げられ,また他の参加者からの回答例も積極的に出てきて更に盛り上がりました。それぞれの内容についてここには書き切れませんが、質問には次のようなものがありました。

・ファイルメーカーProを使った自動メール送信のいろいろ
・インポートの際のフィールド順の賢い指定の仕方

・要求から設計を固める際の常道とは

・最適化保存で索引を整理する意味

・修復したファイルの取り扱いについて

・サーバリモート管理ツールの疑問点

・たくさんのフォントを使いたい

・Windows98とファイルメーカーPro

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2002年大忘年会!)

オフラインミーティングの本編終了後は,いよいよお待ちかね2002年大忘年会です。場所は新宿「福膳」に移動し,35名の皆さんと大いに飲み騒ぎ,恒例の景品じゃんけんも熱くなりました(笑)。景品ご提供いただきました皆様方ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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(reported by Takeuchi, chobi)

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