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過去のミーティング報告(2001/12/16)

冬晴れの昼下がり。落ち葉が舞う中、42名もの参加者があつまりました。
ミーティング概要

はじめに)
参加者全員による恒例の自己紹介

demo1)
『アプリケーションシェアリングによるサイト構築』山本康仁さん
Speaker紹介:都立広尾病院 小児科医師、「山本康仁のホームページ」の作者。多忙なスケジュールの中、合間を縫って制作するファイルメーカーProソリューションは逸品。

demo2)
『ビギナーのためのWeb公開の基礎知識と実例』向井領治さん
Speaker紹介:フリーランスのテクニカルライター。他に、Webコンテンツ制作、ファイルメーカーを使った開発も行う。

懇談)
『自由質問/座談会コーナー』

番外編)
『親睦会風景』

詳しい報告


はじめに) Top
参加者全員による恒例の自己紹介

恒例の自己紹介。
Web編は参加者が激増する。需要とそれに関わる技術の多様さで制作側は情報収集を怠ることができない背景があるかもしれない。今回はファイルメーカー初心者が8名程参加した。

demo1) Top
『アプリケーションシェアリングによるサイト構築』
山本康仁
FileMakerを中心に置いた、サーバーソリューション事例「SiteMaker」の紹介。これは、『初心者でもできるサイト構築』を主眼においたサーバーサイドのアプリケーションである。

ワークフローから説明すると、以下の6ステップになる
1.ブラウザー越しにアクセス
2.タイトルなどを初めとする、テキストを入力。
3.画像を選択。オリジナルを掲載したい時は画像を登録後、再選択。
4.プリセットされている数種のデザインから好みのものを選択。
5.プレビューすると、画面上部に入力・選択した画面が確認できる
6.レンダリングボタンを押すとWeb公開サーバーの該当の階層へhtml&画像ファイルがftp転送される。

次にシステムを説明しよう。
この「SiteMaker」を置いてあるサーバーはMacintosh。
そして実現するためのアプリケーションは以下のもの。
FileMaker:メインデータベースシステム
ImageMagick(&連携用CGI):オリジナル画像登録処理用
Adobe PhotoShop:画像にドロップシャドウなどのデザイン統一的な処理を行うもの
Fetch:Webサーバー転送用

FileMakerは他のアプリケーションとの組み合わせが比較的容易だ。
起動したり、書類を開いたり、またその時に引き数をつけた形でコマンドを送ることならスクリプトの中に用意されているもので事足りる。
さらにそれで足りなければ、(今回の例はそうだが)AppleScriptを利用すれば良い。これも、FileMaker内にAppleScriptを書き込めるのでデバックを終えたものならFileMakerの一部として組み込むことが可能だ。(WindowsのときはAppleScriptの変わりにWSHを利用することになるだろうか)

もちろん、これをビジネスとして使用するには、処理に使用しているアプリケーションをサーバー上を介して複数人数が利用するため、当然ながら権利処理が必要になる。
ゆえに、安易にこれを真似てほしくはない。けれどもFileMakerで構築するシステム事例として、発想の柔軟性によって広がり得る可能性を感じてもらえれば嬉しい。

さて、今度はFileMaker内に設計された主な機能を紹介しよう。
・htmlデザインテンプレートのオブジェクト化
 これにより、デザイナーが通常業務の用にhtmlでデザインを追加・変更できる。
・禁則語句辞書機能
 禁則語句設定画面から語句を登録することで登録語句は自動的に別の語句に置換される
・階層管理機能
 Web公開用サーバーへ転送時に書類の重複やバッドリンクが出ないようにチェック
などなどなど…..。
当然、パスワードによるユーザー制限や、先の述べた他のアプリケーションとの連携機能などもある。だがしかし、ここで説明するにはいくら原稿を書いても足りるものではない。
ぜひ、勉強会に参加して、本人に質問してみてください。(大喜びでPowerBook G4を開き説明してくれることでしょう)

demo2) Top
『ビギナーのためのWeb公開の基礎知識と実例』向井領治
FileMakerのWeb公開時に必須になるのがCDML。しかし、市販されているマニュアルにはCDMLについて詳しく述べられてはいない。つまり最初でつまづくわけだ、「どう学べば良いのか?」と。これからWeb公開を始めたい人のためにCDMLの基礎知識を整理するとともに、初歩的な実例と制作過程を紹介。
骨子は以下のようなもの。

・入門者向けにカスタムWebの解説
・FM(DB)とWebコンパニオン(CGI)の関わり合い
・URLの各部の解説
・フォーマットファイル、タグの解説
・実際に仕事で構築したシステムを題材に、仕組みを解説

テクニカルライターを本業とする向井氏だけあって、その資料と解説の分かりやすさはさすが。参加者にも大好評だった。ことに、今回のテーマであるCDML関連のノウハウについては体系的に学習できる機会が少ないだけに、今回のデモを目にすることの出来た参加者はかなりラッキーだったかも。FM-Tokyoの上級者達からも「あれ?そうだったの?知らなかった。」との声多数。(笑)

当初の予定では、向井氏の初級編デモの後に山本氏の「超クール」事例をデモする手はずになっていたのだが、事情により逆の順番でデモが行われた。結果的に、ファイルメーカーの持つ可能性の大きさを誇示するかのようなデモの後に、その土台となる技術を分かりやすく解説する形となり、商業的なセミナーでよく行われるような、「おどかしておいて種明かしをする」方式に近いものとなった。

FM-Tokyoでは、参加者が誰でも気軽に手持ちのネタを披露できるところがいいところではあるのだが、今回の両氏によるデモは、今後の発表者がプレッシャーを感じないかと心配になるほど完成度の高いものだった。まあ、プロ
(向井氏) とアマチュアの皮を被ったハッカー (山本氏(笑)) がデモをした場合はここまでのレベルになることもあるということで、次回の発表者の方はあまり気にされぬよう。(笑)


懇談)Top
『自由質問/座談会コーナー』

本日のアレが初心者レベルなのかどうか? という問いから入り、Web関連全般、ファイルメーカーProとMS-Office、特にExcelとの親和性について、ディスカッションを行った。
ファイルメーカーProのデータを元にしてExcelでグラフを描画し、ファイルメーカーProへ戻す手法については、データの書き出しとアプリケーション間通信(AppleScriptを実行/メッセージを送信)を利用した手法や、書き出しの変わりにODBCを利用する手法などが提案された。


以上でオフラインミーティングの本編は終了です。
みんなで会場の片づけをしたのち、新宿に出て盛大な大忘年会が催されました。なんと今回の宴会参加者は40名にのぼった。 なかには宴会からの参加者も数名..。
 日曜日であったにもかかわらず、本編に加え、宴会は3次会まで到達。翌日が心配な夜更けである。

↓賑やかな親睦会です。(これだけの参加も大歓迎っ!)

番外編)『大忘年会風景』
  (reported by SIHO&Takeuchi&Taka)




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