report

過去のミーティング報告(2001/11/10)

前回に引き続き、天候は雨。とは言え今回も多くの方が会場に集いました。参加者は29名。
ミーティング概要

はじめに)
参加者全員による恒例の自己紹介

demo1)
『事例紹介:商品の発注&原価の一元管理システム』村田清隆さん

Speaker紹介:株式会社ワッツインターナショナル システム部勤務。業務改善のため(仕事の傍ら)趣味のファイルメーカーでこのシステムを構築。いまではその業績が認められ、システム部新設に至った(らしい)。

demo2)
『Developer 5.5(English) demo & Server 5.5(Japanese)の処理速度検証』高岡幸生さん
Speaker紹介:有限会社 ジェネコム代表。コンサルティングからシステム開発まで行う、ファイルメーカー界のマルチプレーヤー。

懇談)
『自由質問/座談会コーナー』

番外編)
『親睦会風景』

詳しい報告




はじめに) Top
参加者全員による恒例の自己紹介

恒例の自己紹介。
さすがに参加者が29名ともなると自己紹介にも時間がかかる。 けれど、これ無しではオフ会は始まらない。 毎度のことながらメンバーの多様さには驚かされる。タクシー屋さんから音楽家まで、いろいろな職業のかたが参加している。 やはり一番多いのはコンピュータ関連の情報処理技術者の方々です。

demo1) Top
『事例紹介:商品の発注&原価の一元管理システム』
村田清隆
村田氏の職場で実際に運用されているソリューションの解説。 村田氏が勤める会社では海外から物品を輸入している。このシステムは発注から商品の原価管理までを時系列に一元管理できる設計であった。 参加者にはシステム開発の技術者が多数いるが、その目からみてもよいシステムに映った。 その理由を考察すると以下の点が思い至った。

・システムの構築にあたった村田氏自身が業務の流れを正確に把握している。 あるいはその努力をした。
・ファイルメーカーProをポテンシャルを知り、それらをうまく業務へフィッティングさせた。
・1人でコツコツと業務の効率化を信じて開発をしていた。

非常に一般的なことと一蹴される方もあろう。だがこれを貫くことは思いのほか難しいものだ。それは多くの事例を見ている技術者にはよく分かる。 努力の結晶であるソリューションを説明している村田氏の表情は、どことなく照れくさそうであり、また自慢の作品を依頼主に引き渡すときの技術者のようにも見えた。


demo2) Top
『Developer 5.5(English) demo & Server 5.5(Japanese)の処理速度検証』高岡幸生
米国で世界に先がけ発売になったファイルメーカーDeveloper 5.5と、日本でも発売になったファイルメーカーServer 5.5のデモンストレーションが行われた。

まずはDeveloper5.5だ。 これまでもVersion4、Version5に「Developer」と言う単語がついた製品は存在した。 それらの製品は、ランタイム作成用のツール(Ver4ではバインダー、Ver5ではDeveloperTool)や、プラグインのサンプルコード、XML、JAVAに関する情報とファイルメーカーProアプリケーションで構成されていた。 Developer5.5も基本的には同じ構成になっている。 しかし、ここに大きな違いがひとつある。 それは同梱されているファイルメーカーProのアプリケーションが普通のファイルメーカーProアプリケーションとは少々違うことだ。 Developer5.5には、2つの大きな機能がアプリケーションに機能として付加されている。 簡単にではあるが、それらの機能のデモが行われた。

まずは、「DatabaseDesignReport」機能。 これを使用すると、フィールド、レイアウト、スクリプト、リレーションなどの構造をデータベースから抜き出し、XML形式の書類、あるいはファイルメーカーProのファイルに転換してくれる。 これまではサードパーティーのツールを購入してやっと実現していたものだが、以降はDeveloper5.5のメニューから実行可能になった。 もちろん、リレーションファイルに関しても同時にコマンドが実行されるようだ。 開発者にとって面倒きわまりない仕様書もこれがあれば楽に制作できそうだ。

つぎに、「Script Debugger」機能。 こちらも、今まで多くの開発者が切望してきた、まさにDepeloper versionらしい機能といえる。 これを使用すると、スクリプトの流れをステップごとに実行し、動作を一つ一つ確認することが出来る。また、スクリプト中に任意にブレークポイントを挿入することも出来る。 これまでは「スクリプト一時停止」や「メッセージを表示」等のスクリプトステップを挿入することによって疑似的に行ってきたスクリプトのデバッグが、ついにアプリケーションの機能として実装された。参加者からも思わず感嘆の声があがっていた。

加えて、Developer 5.5には、プラグインを作成するためのサンプルとして、米Troi社、Waves in Motion社によるプラグインのソースコードが同梱されている。 これは、開発者にとって敷居が高かったファイルメーカーProのプラグイン開発を、より身近な制作として引き寄せるのに意味がある。この「もっとも売れている」ベンダー2社によるソースコードの公開は、多くの開発者にとって朗報だ。

最後はServer 5.5。 今回のバージョンからMacOS XとLinuxでの動作が可能になった。 今回、MacOS9.1とOS Xによる速度比較のデモが行われたが、大方の予想どおりOS Xをホストにした時の方がクライアントでの体感速度はあきらかに速い。 目で見て分かるほどの速度の差があったのには、説明している高岡氏も驚いていたようだ。 ただ回線状況の問題で、予定されていたRed Hat LinuxとWindows2000をホストにしたテストが行われなかったのは残念だった。しかし、ファイルメーカーProをクライアントサーバで運用するときには必須のソフトウェアが、環境によってこれほど処理速度に差がでることを予め認識できたことは意味深い。(購入の前に是非一考されたし)


懇談)Top
『自由質問/座談会コーナー』

FM-Tokyoには、いろいろな業種、職業のかたがいる。このコーナーは参加者の方たちが抱えている問題や疑問を、他の参加者の総力で解決してしまおうという時間である。今回もいろいろと質問がでた。 その中でもいちばん多くの参加者を巻き込んだのが、「反物(たんもの)」の棚卸し時における商品在庫の原価計算手法と在庫の有効利用法についての話題だった。 原価計算については「面積から換算する」「重さで換算する」ほか多数の考え方が出たが、実際にはそう簡単には計算ができないようだった。 在庫の有効利用についても、技術者の感覚やワザに勝る案が出ない。 約20分に渡ったディスカッションでも、解決には至らなかったことは残念でもある。しかし、提示された問題を解決しようと、多くの参加者がすすんで発言すること事体、ユーザーズグループのオフ会ならではであり、「この企画はぜひとも続けていきたい」と呟くFM-Tokyo代表の竹内氏は心無しか満足げに見えた。


以上でオフラインミーティングの本編は終了です。
みんなで会場の片づけをしたのち、代々木に出てこれまた恒例の親睦会が催されました。なんと今回の親睦会参加者は24名にのぼった。 なかには親睦会からの参加者も2名ほど..。 FM-Tokyoには、ファイルメーカーProでシステム開発をしている大物技術者達がごろごろいます。本編できけなかった(話せなかった)ことも、こういう席では聞きだせちゃったり(笑)。

↓賑やかな親睦会です。(これだけの参加も大歓迎っ!)

番外編)『親睦会風景』
 
(reported by SIHO&Taka&Takeuchi)




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※無断転用は禁止です。

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